アレックスはスクープをねらう新聞記者。渦中の人ハンターに取材を申し込んだが、ことごとく拒否され、信じられない行動に出ていた。極度の水恐怖症の彼女が、モーターボートを操縦し、ハンターの船を追跡しているのだ。確かに今回の取材に対する決意は特別。でも彼のセクシーで謎めいた魅力とは関係ないわ。そのとき突然ハンターが船を停めた。「きみの勝ちだ。砂州に下りて話し合おう」不意をふかれたアレックスが砂州に下りる。「きみとここでさよならだ」言うが早いかハンターは駆け出し、船に飛び乗った。手には彼女のボートの綱を握ったまま。待って! 待って! だが船はそのまま進んでいく。まさか本当にわたしはこの砂州に取り残されたの?
#並下程度/表紙に読み折れ・傷あり。小口ヤケあり。ページヤケあり。
#140g