弁護士のニックはお金持で、しかもハンサム。理想の結婚相手だ。でも、シンデレラ願望がまったくないテスにはそれほど魅力的な恋人とは思えない。ふと見せる笑顔は確かにすてきだけど、人目を気にして素直に愛を表現できない男なんて、もの足りない!交際はやめようと宣言したとき、ニックのもとに大作家からパーティーの招待状が届いた―条件は妻同伴。その作家をどうしても顧客にしたいニックは、テスに泣きついた。出世のためのお芝居の片棒をかつぐなんていやだけれど、お別れのプレゼントがわりに協力してあげよう。かくして、二人はパーティーへ…。ところが作家の新作の朗読を聞いて、テスはびっくりした。昔、知り合いのおじさんが聞かせてくれた話とそっくりなのだ。これは盗作だわ!作家を糾弾しようとするテスをニックは必死で止めようとするのだが…。
#並~並下程度/表紙に少し傷あり。小口ヤケあり。(強)少しページヤケあり。
#110g