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マロイ・マーケティング社の副社長エリザベスは、ハイスクールのころからひそかにキャメロン・マロイを愛してきた。彼と同じ大学を選び、マーケティングを専攻したのもそのせいだ。キャメロンが興した会社に入り、彼を助けて10年以上。いまでは評価の高い有力な広告代理店へと成長した。ハンサムなキャメロンが次から次へとガールフレンドを替えるのも、じっと見てきた・・・ いつかはわたしを女として見てくれるはず・・・。ところが、彼女の我慢の糸もぷつんと切れる日が来た。彼は会社の危機をエリザベスにずっと隠していた。女としてみていないだけでなく、副社長という肩書きもただの看板! 「わたしは会社をやめます!」エリザベスははっきり彼に宣言した。最後に賭けるたった一枚の切り札を握りしめながら・・・。
#並～並下程度/表紙に少し傷あり。小口ヤケあり。(強)少しページヤケあり。
#150g
