娘にふさわしい結婚相手を見つけたいという両親の願いをよそに、伯爵令嬢ソフィアは身分は低くても善良でりっぱな男性と結ばれたいと思っていた。彼女はある日、街角で公爵のベネディクトとぶつかったが、彼の身なりがあまりにも汚かったので、よもや貴族とは思わなかった。一方、公爵はソフィアにひと目惚れ。彼女が舞踏会より使用人と一緒にいるほうが好きらしいと聞きつけて、一計を案じる。馬丁を装って伯爵家に潜り込むことにしたのだ。
#並下程度/表紙に傷あり。小口ヤケあり。(強)少しページヤケあり。
#120g