結婚式の日の朝、ジュリーは花婿に捨てられた。君は、僕にはもったいない”しっかりした女性”だと言われて。不愉快な記憶を消し去るため、ジュリーは一度も着ていないドレスを処分することにした。新聞に出した個人広告を見て連絡してきたのは、トム・ブランズウィックという、とてつもなくセクシーな声の持ち主だ。妹のウエディング・ドレスが火事で台無しになり、急遽、代わりのドレスを必要としているという。会って見ると、トムはまさにプレイボーイの雰囲気を漂わせていた。この人なら、男性を虜にする方法を教えてくれるかもしれない。「”いけない女”になる方法を教えて!」それがどんな結果になるかも知らずに、ジュリーは思わず頼んでいた。
#並下程度/表紙に傷あり。小口ヤケ・シミあり。(強)ページヤケ・シミあり。
#100g