若き考古学者ケイト・オマリーは、祖父の薫陶を受け子供のころから数多くの発掘調査に加わってきた。今では、遺跡や遺物を探して旅を続けるかたわら、大学で考古学を教えている。30歳を目の前にして、そろそろ結婚し落ち着いた生活をしたいと考えたケイトは、同じ大学の史学教授ジャラド・ワイアットと婚約した。彼はまじめで堅物。望んだとおりの男性のはずなのに、なんとなく物足りない気がしはじめている。そんなとき、祖父シャーマスに幻の金鉱を探しにアリゾナの砂漠へ行ってほしいと頼まれ、ケイトは、まず信頼できるガイドを見つけるためにメキシコ国境の町へ出かけた。とある酒場でトラブルまきこまれた彼女を助けたのは、タフでセクシーなインディ・ジョーンズのような男だった。だが、その顔を見た彼女は猛然と怒りだす。なぜなら・・・。
#並程度/表紙に擦れ傷あり。若干の小口ヤケあり。
#150g