キャサリンの経営するケータリング会社は、順調に利益を伸ばしていた。今日も、名門モンゴメリー家のガーデンパーティの料理いっさいを任されている。キャサリンがバーテンダーとして忙しく立ち働いていると、一人の男性が声をかけてきた。見るからにゴージャスな、彼女には想像もつかない別世界の男、ローガン・モンゴメリーだ。火遊びの相手なら、ほかにいくらでもいるでしょう?言葉とは裏腹に、キャサリンは一目で彼に惹かれた。そんな二人の様子を見て、ひそかにほくそ笑む女性がいた―そう、彼女の前代未聞の計画は最高のスタートを切ったのだ。
関連作品=「ハートを撃ちぬいて」(T456)「涙のクリスマス」(T504)「はじまりは嘘でも」(HA64)
#並程度/表紙に少し傷あり。
#100g