わたしには危険すぎる男性。でも彼にすべてをささげたかった。いつものわたしはどこへいったの?アンジェラは、キーを差したまま車をロックしてしまい、夜の駐車場で途方に暮れていた。そのとき近づいてきた、危険な雰囲気の男性の言うままに、家まで送ってもらうことになったのだ。堅実な男性と出会うまでバージンを貫くと、これまで友人たちにも宣言して嘲笑されてきた。そんなわたしが、一瞬で、謎めいたブルーの瞳に心奪われるなんて。名残を惜しみながら彼にお礼を言い、アンジェラは玄関で振り返った。だがその瞬間、唇を奪われ、思わず喜びに身を震わせた。
#並~並下程度/表紙に少し傷あり。一部小口ヤケあり。
#120g