貧乏貴族の長女であるアンセアは教母の招きで社交期のロンドンを訪れた。名づけ親であるシェルドン伯爵夫人はアクスミンスター公爵と密通しており田舎へ引きこもりたくないからである。アンセアは妹達を楽しませようと社交界の様子をスケッチしていった。たまたま風刺画として発売された結果噂の絵を目にしたシェルドン伯爵が妻の浮気に疑念を抱き相手の公爵を訴えるといいだした。スキャンダルを回避するために教母はアンセアと公爵の結婚を思いつく。自責に駆られたあげくアンセアは求婚に頷くしかなかった・・・。
#並程度/表紙に傷あり。少し小口ヤケあり。
#130g