投資会社に勤めるリゼットはある朝、鏡を見て愕然とする。そこには見知らぬ顔が映っていたのだ。同時に彼女は、過去のある時期の記憶を失っていることにも気づくが、思い出そうとすると激しい頭痛と吐き気に襲われる。さらに、誰かに見張られている気がしてならない。なんとか冷静さを保ち、何かの病気だと結論づけ、薬局に向かった彼女はひとりの男と出会う。その瞬間に強いときめきを感じながらも、少し会話しただけでその場を後にしたリゼット。だが、その晩の夢のなかに彼が出てきて・・・!?
#並~並下程度/表紙カバーに少し傷あり。
#210g