1884年、コロラド州。21歳のジェシカ・ソマーズ・・・愛称ジェスは鉱山経営者である父を支え続けてきた。ところがある日、父が何者かに銃で撃たれ、重傷を負ってしまう。ジェスは、前々から父の鉱山を狙っていた資産家の男が黒幕だと考えるが、保安官も誰も助けてくれない。そんなとき、町を訪れていたギャンブラーのギャレット・デヴリンと出会い、銃の名手でもある彼を鉱山の守衛として雇うことにした。一方、デヴリンには秘密の使命があった。実は彼は鉄道王である大富豪の息子で、頻発している列車強盗事件の犯人を追っていたのだ。そうとは知らず、ジェスは罪深いほどハンサムなデヴリンに惹かれていく。ある晩、犯人の罠により、ふたりは鉱山に閉じ込められて・・・。西部開拓時代の銀山に花開いたロマンスの行方は。
#並程度/表紙カバーに少し傷みあり。
#260g