《その夜、恋が始まる(1)》
イヴはあるモーテルのバーにいた。一緒にクリスマスを祝うため、友人宅へむかっていたが途中で吹雪にあい、近くのモーテルに避難したのだ。バーテンダーが彼女の前にラム・パンチを置いた。「お代わりは頼んでないわ」「あちらの男性からです」その人は、息をのむほどすてきだった。魅惑的な笑顔。引き締まった体。もう二度と彼に会うことはないだろう。そう思って、イヴはその見知らぬ男性と情熱的な一夜を過ごしてしまった。まさか、彼が教授としてイヴの勤める大学に赴任してくるとは知らずに・・・。
#並下程度/表紙に読み折れ・傷あり。裏表紙に傷あり。小口ヤケ・シミあり。
#110g