「簡単な取引よ。あなたの姉の孫娘と結婚してくれれば・・・」レディー・ダレアードことバーティは、実業家ギャレット・ジャメイソンにこう持ちかけていた。高齢のバーディは自分のほかに身寄りのないC・Jの将来を思い、理想の花婿候補として有名なギャレットに結婚話を提案したのだ。彼がC・Jと結婚すれば、見返りとしてバーティの所有する優良企業の株が与えられる。その申し出には、ただ一つだけ条件があった。C・Jには決して真相を知らせないこと。つまり、C・Jに恋を経験させなければならないというわけだ。一方、C・Jはバーディの思惑を感じとり、大叔母の書いた台本どおりギャレットと結婚しようと決めていた。そこで、小説の美女をお手本に彼を誘惑し、成功したかに見えたが・・・。
#並下程度/表紙に少し汚れ・傷あり。裏表紙に傷あり。小口ヤケあり。(強)ページヤケあり。(強)
#80g