上流社会に通用する人間になれた!キャシーはシドニー社交界の女王ヴェラを前にして緊張したが、受け入れられたいまは幸福感でいっぱいだった。五年前、上流階級の男性と恋に落ちた彼女は生まれ育ちのちがいから彼の両親に取るに足りないという扱いを受け、うまくいかなくなって別れた経験がある。あのときの心の傷は癒されずにいるものの、どん底から再起できた。それも、自らの固い決意と物心両面にわたり支えてくれたトムのおかげだ。そう感謝しながら踊るキャシーの目を奪った金髪の男は・・・。
#並下程度/表紙カバーに少し傷あり。小口ヤケあり。(強)ページヤケあり。
#100g