秘密の任務でロシアに潜入したと思われる外交官の父はもう1ヶ月も消息不明。第六感で父の危機を察知したヴィタは、偽りのパスポートでロシア人になりすますと、父の救出にむかった。途中、てがかりをえるために謎の人物ともくされるイワン大公の屋敷に立ち寄った。ハンサムで若々しく気品に満ちた大公の姿にヴィタの胸はときめくが、かれが敵か味方かはっきりとした決め手はない。その夜、ヴィタはロシアの諜報員と思われる男が大公の部屋に入っていくのを目にする・・・。
#並程度/表紙に少し傷あり。裏表紙の角に少し傷あり。
#140g